エリザベス女王杯や菊花賞といったG1レースが行われる京都競馬場は、内回り、外回りから成る2つのコースから構成されています。
内回り及び外回りのコースは、第3コーナーにて分岐しており、4コーナーにて再び合流するというコースレイアウトとなっています。
第2コーナーの奥側には、バックストレッチから連なった長い引き込み線が設置されています。
2月の3歳クラシックのステップレースである芝1800mのきさらぎ賞や秋の芝1600mのマイルチャンピオンシップ等は、向正面の奥深い地点から出走する特徴があります。

京都競馬場の最大の特徴と言われている場所が、魔の第3コーナーです。
第3コーナーには、坂が設けられており、外回りコースの場合、坂の高低差は4.3mを有します。
向正面の途中から坂を登り始めて、4コーナーにかけて下っていくというトリッキーな特徴を有しているコースとなっています。
第3コーナーの坂を除くとコース全体は、ほぼ平坦という特徴を持っています。
京都競馬場で行われる牡馬クラシック最終戦の菊花賞では、3000mという長丁場の為、この坂の攻略が重要なポイントとなっているのです。
直接は、平坦ながらも距離が長く第3コーナーから第4コーナーにおいてスタミナを温存出来るかが鍵となるコース特徴となっています。

内回りコースはコンパクトなコースに作られています。
内回りコースでは、主に先行馬が圧倒的に有利です。内回りコースで勝つには、器用さが必要なコース特徴を有しています。
外回りコースで開催されるエリザベス女王杯は、外差しが決まり、内回りコースで開催される秋華賞などでは、先行逃げ切りが決まる傾向にあります。
1周1607mを誇るダートコースは、東京競馬場に次ぐ日本国内2位となるコースとなっているのです。
ダートコースの直線については、329mと比較的短い距離となっています。
直接が短い事もあり、先行馬が有利なコース特徴です。順回りでスタートする障害コースは、3コーナーにて2つのコースに分岐されています。
障害のグレードレースである京都ハイジャンプが行われるコースでは、高低差が0.8mを有しています。
以上、京都競馬場は、エリザベス女王杯をはじめとする大きなG1レースが開催されており、コース形態も特徴的です。
向正面にある坂を上手く攻略する事が、勝つための重要なファクターとなっているコースです。