エリザベス女王杯の売上というのは、近年150億円前後になることが多くなっています。
GIの中では牝馬限定戦ということもあって、そこまで人気が高い競争でもないということもあってこのぐらいの水準となっていますが、
サクラキャンドルが勝利をした1995年には429億円の売上を叩き出しています。
この頃は競馬人気も絶頂といえる時期で、まだまだ経済もそこまで大きく停滞をしていたというわけではないためエリザベス女王杯といえども高い売上を記録していました。

実際過去の売上ランキングで行っても90年台の前半から中盤がよく売れていて、
二番目がヒシアマゾンが勝利をした1994年378億円、ダンスパートナーが勝利をした1996年は376億円も馬券が売れています。
2000年以降は下降気味となり、出走するメンバーによっても馬券の売れ行きが大きく変わるものとなっていて、
牝馬三冠のスティルインラブと良血統のアドマイヤグルーヴが注目された2003年のエリザベス女王杯では200億円も馬券が売れましたが、
メイショウマンボが勝利した2013年はメンバーの注目度も低かったことから130億円程度しか売れませんでした。

馬券の売上はその時の経済状況や競馬人気、出走メンバーによっても大きく変わるものですから毎年変動があるものですが、
エリザベス女王杯というのはレースの特性上、超豪華メンバーになりやすいためその分馬券が数多く売れるというレースではありません。
牝馬のレベルを超える超強豪馬となると、牡馬を相手に戦うことになりますから牝馬限定戦には参戦してこなくなるので
目玉となる牝馬がいる時ほど逆に盛り上がりに欠けてしまう傾向があります。
その一方で馬券妙味としては非常に面白みのあるレースとなっていて、売上が偏ればオッズに歪みが出やすいものとなっていますから
美味しい馬券がその分増えることになり、更に牝馬戦というのは予想しづらい面もあるだけに馬券で考えれば面白みもあるレースとあります。

馬券の売上というのは直接的にはファンに大きな影響が出るものではありませんが、
競馬人気を示すバロメーターとなりますし人気が高くなればそれだけサービスも良くなることが期待できるので、
たくさん売れるというのは結果的にファンにとってもメリットの大きなこととなります。
馬券がどれだけ売れるかということも知識して抑えておくと、エリザベス女王杯をより一層楽しむことができますよ。